JTCストレス図鑑 / No.001 / 制度系
稟議ループ
編集部仮説
主な症状
承認者が7人いる。7人目の印が押される頃、1人目が異動している。差し戻しの理由が「てにをは」。3往復したあたりで、最初に出した案がいちばん良かった気がしてくる。
生態
稟議は本来、「みんなで決めた」という安心を作るための制度。個人の責任を薄める代わりに、時間を吸う。承認者は「反対しない」ことで承認するので、誰も賛成していない案が通ることもある。
対処法
- 稟議の前に「根回しシート」(反対しそうな人・その理由・こちらの答え)を作る。ループは稟議の中ではなく、前に起きている。
- 「いつまでに決まらないと何が起きるか」を1行目に書く。期限のない稟議は止まる。
- 3回差し戻されたら、内容ではなく経路の問題。上長に経路を短くしてもらう。
Love? の視点
稟議が回るのは、会社が「失敗しても個人を責めない」仕組みでもある。外に出ると決裁は速いが、失敗は自分のもの。どちらが好きかは、人による。
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