JTCストレス図鑑 / No.014 / 制度系
評価面談の沈黙
編集部仮説
主な症状
「期待している」で終わる15分。何を期待されているのかは聞けないまま、次の半期が始まる。評価シートのコメント欄は、去年とほぼ同じ文章。沈黙が3秒続いたところで、上司が時計を見る。
生態
評価面談は本来、期待と現実のズレを言葉にする場。ただし評価する側の多くは評価の訓練を受けておらず、良い評価も悪い評価も本人に説明する語彙を持っていない。「はっきり言わないほうが優しい」という判断が、いちばん情報量の少ない15分を作る。悪意はどこにもない。
対処法
- 「今期やったこと3つ」と「次期やりたいこと1つ」を紙1枚にして持っていく。沈黙は、材料がないときに起きる。
- 「どうすればひとつ上の評価になりますか」と質問の形にする。抽象的な答えでも、次の半期の材料にはなる。
- 2回続けて具体的な言葉が返ってこないなら、その人の問題ではなく仕組みの問題。斜め上の先輩や他部署の管理職に「自分の仕事は外からどう見えているか」を聞いてみる。
Love? の視点
フィードバックが薄い環境は、裏を返せば「否定もされない環境」でもある。外に出ると評価は具体的になるが、具体的な言葉は具体的に刺さる。自分がどちらで伸びるタイプなのかを知っておくのは、残る/出るのどちらを選ぶにしても効く。
目撃談
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