JTCストレス図鑑 / No.017 / 制度系
有休申請の空気
編集部仮説
主な症状
制度上は理由なしで取れる。申請画面にも理由欄はない。それでも「何かあるの?」と聞かれ、「私用です」と答えると、ほんの少しだけ間が空く。金曜に取ろうとした日は、その間がいちばん長い。
生態
年5日の取得が義務化され、取得率そのものは各社で上がった。制度は更新されたが、「休む=誰かに迷惑」という前提だけが更新されずに残っている。聞いてくる側も、多くは詮索ではなく心配のつもりで聞いていて、両方が善意ですれ違っている。
対処法
- 理由は「私用」で足りる。3回も使えば、聞かれなくなる。
- 早めに宣言する。1ヶ月前の「この日休みます」は、3日前の同じ言葉よりずっと軽く扱われる。
- 自分が休む日に何が止まるかを1行メモにして共有する。休みの許可を取る話から、引き継ぎの話に変わると、空気そのものが変わる。
Love? の視点
有休が取りにくいのは、たいてい人が足りないから。人が足りないのは、その仕事が必要とされているからでもある。休めない理由を「空気」ではなく「業務量」に言い換えられると、残るか出るかの判断材料が急に具体的になる。
目撃談
募集中。